肩こりにはお家ストレッチと「もみほぐし」が効果的!ツライをすぐにリリースしよう!

仕事でもプライベートでも、パソコンやスマートフォンを使うようになりました。
特にスマートフォンは、電車の中やお家の中、家族や友人と外出しているときにも利用していることから、手放せないアイテムになっています。
そのため、これまでとは違い、カラダにゆがみが起きやすくなり
- 少し首を傾けると痛い
- 腕を上げると痛い
- 背中が痛い
という肩こりの症状に苦しんでいる人も多いと思います。
そこで今回は、肩こりを解消する方法についてお話していきます。
1: 肩こりがおこる原因とは
あなたの肩こり、何が原因になっていると思いますか?
肩こりの原因には、大きく分けて3つあります。
(1)運動不足
この場合の運動不足とは、激しい運動をしていない、ということではありません。
どちらかといって、同じ姿勢で長時間いること。体を動かすことが極端に少ない状態ととらえてもらえるとイメージがわきやすいと思います。
例えば、
- 仕事で一日中パソコンを使っている
- 同じ姿勢で動きも少なく立って仕事をしている
- スマートフォンを見ている時間が長い
これらの状態は想像するとわかりますが、肩周辺と首周辺の筋肉が適度に伸び縮みすることなく、同じ状態をキープしようとしています。
この「同じ状態をキープ」というのがくせ者でして、筋肉は同じ状態をキープするためには「緊張状態」を作り、固まった状況になる必要が出てきます。
これ、筋肉には大きな負担です。また動きがありませんので、疲労物質が溜まるいっぽう。結果的に筋肉や細胞に必要な新鮮な酸素や栄養分が血液で運ばれにくくなり、筋肉はより疲労してしまいます。
そうすると筋肉はより固くなり、筋肉がほぐれることも少なくなることから肩こりが起こります。
(2)冷え
寒い冬に肩こりがつらくなることがあります。
あれは、寒さから筋肉が冷えて固くなっていることが原因です。
では、暖かい夏は大丈夫なのかというと、夏でも肩こりは起こります。
その理由は冷房です。
冷房から出てくる冷たい風が首や肩周辺にあたると、筋肉はギュッと緊張します。
緊張すると固くなりますから、想像どおり肩こりが起こります。
快適な暮らしを送るための冷房ですが、室内の温度や冷たい風のあたり方によっては、カラダへ負担になることもあります。
(3)ストレス
ストレスは気づかないうちに溜まっているものです。
そのため、ストレスと肩こりがつながらないという方もいらっしゃいます。
しかし、覚えておいていただきたいのですが、人はストレスが溜まり続けると、自然とカラダを守ろうして緊張状態に入り、まわりからの攻撃を防御しようとします。
もうおわかりかと思いますが、緊張状態に入り、防御の姿勢をとったとすると、誰でも首や肩周辺の筋肉が固くなるものです。
もし、こういった状態が3ヶ月、6ヶ月、1年と続いているとすると、その期間ずっと筋肉は固くなったまま。
当然ですが、肩こりになってもおかしくありません。
このように肩こりの原因の多くは、首や肩周辺の筋肉が、これらの原因によって固くなることからはじまります。
また、「姿勢のゆがみ」が原因となって肩こりが起こっているということもあります。
バランスの良い姿勢であれば、重い頭をバランスよく、重さを分散させながら首や肩の筋肉が受け止められるのですが、姿勢そのものにゆがみがあると、腰や背骨で頭の重さを受け止めるのではなく、首や肩の筋肉だけで支えないといけないことも起こりえます。
このようになると、知らず知らずの間に首や肩の筋肉が緊張状態を作り出し、結局は肩こりにつながってしまうということもあります。
2: お家でできる改善方法
肩こりを改善するためには、お家でできることがあります。
(1)リラックスできる時間を持つ
日本人の多くはお風呂が好きですから、バスタイムをリラックスする場にしてはいかがでしょうか。
完全プライベートな場所と時間ですし、暖かいお湯につかると、カラダもココロも筋肉もほどよくゆるんでくれるはずです。
そして、このような状況を作るためには、お風呂へスマートフォンを持ち込むのはやめておきましょう。
メッセージが届いた音に反応していては、ゆっくりリラックスすることが難しくなります。
(2)軽めのストレッチ
首や肩周辺の筋肉を動かすように意識しましょう。
簡単な運動でかまいませんので、あなたに合ったストレッチをすることが大切です。
では、どのようなストレッチが良いのかというと、カラダや筋肉の状態は人によって違っています。
ですので、カラダのプロに相談してもらいたいのです。
適当にやっていると、かえって筋肉を痛めることにもなりますので、適度な強さで、必要な部分を伸ばすような方法を教えてもらうのが安心安全です。
3: 普段の暮らしで注意するポイント
ちょっとしたポイントに注意することで、肩こりから遠ざかることができます。
まず、普段の暮らしの中で注意してもらいたいことは「姿勢」です。
先ほども出てきましたが、姿勢にゆがみが出ると、カラダ全体に負担がかかってしまいます。
その結果、筋肉が柔軟に動けなくなり、肩こりも起こりやすくなります。
また、筋膜マッサージを行うことで、リンパの流れを良くすることも覚えておきましょう。
疲労を溜めないためにも、リンパの流れをスムーズにすることが大切です。
4: 現代型肩こりを手っ取り早く改善する方法
従来の肩こりは、筋肉が固くなったところを「ほぐす」だけで改善することが多かったです。
しかし現代型の肩こりの場合、ただ「ほぐす」だけでは効果が薄くなってしまいます。
昔と違い、同じ姿勢を続けることが増えているため、筋肉を包んでいる筋膜が癒着を起こし、筋肉が自由に動けない状態になっていることもあるからです。
そこで、現代型の肩こりには「もみほぐし」を行うことで、筋膜の癒着をはがし、筋肉が柔軟に動けるようにしてあげることが必要です。
ひどい肩こり、長い肩こりを経験されているなら、現代型の肩こりの可能性が高いですので「もみほぐし」を体験されることをおすすめします。
5: まとめ
肩こりは現代病といっても良いでしょう。
パソコンやスマートフォンを筆頭に、首から肩周辺にかけての筋肉に負担がかかりやすい姿勢が必要となり、その結果として姿勢にゆがみが生じ、ひどい肩こりを経験することにもなっています。
こういった肩こりを改善して楽になるためには、緊張状態を続けている筋肉をほぐし、リラックスさせてあげるのが一番。
ぜひあなたのお住まいの近くに「もみほぐし」のお店がありましたら、相談してほぐしてもらってください。
いつまでもコリや痛みを持ったままでは、カラダ全体が緊張してしまい、のびのびとした暮らしや仕事が難しくなります。
少しでも早く、かたく緊張した状態をほぐしてあげ、本来のあなたらしい暮らしを手に入れてください。